ホワイトニングの知覚過敏はなぜ起こる?原因と対策まとめ

Young woman with toothache lying in the bed. Negative human emotion face expression feeling
ホワイトニングコラム

冷たいものや刺激物を飲んだり食べたりしたときに、一時的に痛みがはしることを「知覚過敏」といい、日本人は3人に1人が知覚過敏であると言われています。

ホワイトニングを行うと、一時的にこの知覚過敏が起こりやすい状態になります。

なぜホワイトニングを行うことが知覚過敏につながるのでしょうか。その原因と対策をみていきましょう。

スポンサードリンク

知覚過敏の原因とメカニズム

fotolia_77366918_subscription_monthly_m

知覚過敏は、歯の表面(エナメル質)の内側にある「象牙質」と呼ばれる部分が表面に露出してしまうことが原因で起こります。

この歯の表面が何らかの原因で剥がれてしまうと、「象牙細管」と呼ばれる細い管を通じて冷たいものなどの刺激が神経まで直接伝わり、痛みやしみが起こってしまうのです。

生活習慣のなかで知覚過敏が起こる主な原因としては

  1. 無理なブラッシング
  2. 歯ぎしり
  3. 歯周病や歯茎の後退

などがあげられます。

では、ホワイトニングを行うとなぜ象牙細管に刺激が伝わりやすくなってしまうのでしょうか。ホワイトニングによる知覚過敏の原因と対策を詳しくみていきましょう。

ホワイトニングで起こる知覚過敏の原因とは?

young asian nurse on white background

ホワイトニングが直接の原因で起こる知覚過敏には、考えらえれる原因が3つあります。

1. 薬剤が象牙質まで達して刺激となる

歯医者で行うホワイトニング(オフィスホワイトニング/ホームホワイトニング)では、高濃度のホワイトニング剤(過酸化水素)を使用します。それらの成分が歯の表面だけでなく歯の内部まで染み込んで色素を分解し漂白します。

しかし、象牙質に達してしまうと薬剤の刺激が直接神経に伝わり、痛みを引き起こしてしまいます。内部まで漂白できるメリットがある反面、それが痛みとなりやすくもなるのです。

薬剤による痛みは一時的ですので、施術後24~48時間以内に収まります。

2. 歯の表面のペクリル層がはがれ刺激が伝わりやすくなる

ホワイトニング剤を塗布すると、歯の表面の「ペクリル層」という薄い膜が除去され、とても敏感な状態になっています。その状態で冷たいものや刺激物を食べたり飲んだりしてしまうと、普段よりも刺激が伝わりやすくなってしまい知覚過敏を引き起こします。

ただ、このペクリルは24時間程度で再生成されますので、それに伴って痛みも減少していきます。

3. 歯周病・虫歯・表面のヒビなどが痛みを増幅する

もともと歯周病で歯茎が下がっていたり、虫歯によって穴があいてしまっていたり、歯の表面にヒビがはいってしまっている等の理由で、ホワイトニング剤が入ることによって知覚過敏となってしまう、あるいは痛みを増幅してしまうことがあります。

事前に知覚過敏対策用の歯磨き粉を使用したり、治療を完了させるなど正しい対策が不可欠です。

スポンサードリンク

ホワイトニングで知覚過敏になってしまったときの対策3つ

まとめ

ホワイトニング後痛みが起こってしまった際は自宅でできるだけのケアを行い対策をしましょう。冷たいものや食事に気をつける等の予防だけでなく、痛みに直接効く方法を3つご紹介します。

1. 知覚過敏用の歯磨き粉や洗口剤を使用する

硝酸カリウム、乳酸アンモニウムが配合されている歯磨き粉で歯磨きを行うと効果的です。これらは神経への痛みを伝わりにくくし、象牙細管への入り口をふさぐ作用があり、刺激を軽減してくれます。リカルデント・フッ素ナトリウムなど再石灰化を促してくれるものを使用することも、知覚過敏抑制効果があります。

おすすめの歯磨き粉

  • メルサージュヒスケア(松風社)
  • システマセンシティブ(ライオン歯科材社)
  • シュミテクト やさしくホワイトニング(グラクソ・スミスクライン社)
  • シュミテクト トゥルーホワイト(グラスソ・スミスクライン社)
  • MIペースト(ジーシー社)

▶︎参考:ホワイトニングの知覚過敏に効く!おすすめ歯磨き粉5選

おすすめの洗口剤

  • エフコート(サンスター社)

2. マウスピースに知覚過敏用ジェル等を入れて装着する

ホームホワイトニングを併用している方などで、マウスピースをすでに持っている方は、硝酸カリウム・リカルデント・フッ素ナトリウム配合のジェルをマウストレーやマウスピースに入れて5~10分装着します。直接装着することで、知覚過敏の症状を抑えるのに効果的です。

おすすめジェル(ペースト)

  • ウルトライーズ(ウルトラデントジャパン社)
  • MIペースト(ジーシー社)
  • メルサージュヒスケアジェル(松風社)

これらは市販されていないものも多いため、歯医者さんで購入できないかきいてみましょう。

3. 鎮痛剤を飲む

どうしても痛みが治まらないようなら、ロキソニンなどの鎮痛剤を服用しましょう。歯医者さんでも痛みが出た時のために処方してもらうようにしましょう。

まとめ

ホワイトニングで起こる知覚過敏の原因は、主に刺激の強いホワイトニング剤によるもの。その他、光を使用する場合はその熱による原因なども考えられますが、その人のもともとの歯の症状に起因するものがほとんどです。

ホワイトニングが原因の知覚過敏は、事後対策だけでなく事前対策もできるものです。ご紹介したものを含め、知覚過敏用の歯磨き粉をホワイトニングを行う2〜3週間前から使用しておくことが、知覚過敏症状の効果的な予防法であるとして専門家も推奨しています。

正しい対策をして痛みを最小限に乗り切り、ホワイトニングで白く綺麗な歯を手に入れましょう。

スポンサードリンク