これだけは避けるべき!ホワイトニング歯磨き粉の危険な成分まとめ

ホワイトニングの基礎知識

「ホワイトニング」「美白」など歯を白くできるという宣伝文句で、最近は多くの種類の歯磨き粉が販売されています。しかし、歯磨き粉も食品添加物等と同様、当たり前に使用されるが実は人体に有害な成分が含まれている場合があります。

企業は売れる商品を世の中に出すことが何より大切ですので、商品を使い続けた私たち消費者の健康は、正直どうでもいいこと。たとえそれで病気になっても、誰も保証はしてくれません。

では、同じような商品が乱立する昨今、私たち消費者は何を基準に選んだら良いのでしょうか。今回は、ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際、「これが入っていると危険」「これだけは避けるべき」というものをピックアップしました。歯磨き粉選びの参考にどうぞ!

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清掃剤入りの安価な市販品

研磨剤という表記が歯を削るというイメージが強いため、現在はほとんど「清掃剤」という名前で表記されています

着色汚れを落とすホワイトニング効果の高い歯磨き粉を作るためにてっとり早いのが、清掃剤の量を増やしてしまうこと。そのため、ほとんどの市販のホワイトニング歯磨き粉には清掃剤としての配合目的で研磨成分が含まれています。

清掃剤の欄に成分が記載されているということは、その歯磨き粉の10~60%は研磨剤であるということを意味します。

本来歯みがきは歯磨き粉なしでも大丈夫と言われていますので、毎日毎食後清掃剤入りの歯磨き粉で歯を磨くことは、不必要に自分で自分の歯を毎回傷つけにいっているようなものです

最近は超極小粒にすることで歯の表面を傷つけない底研磨ものも多くありますが、それなりの研究と開発費用を費やしているので、1,000円以上と高価で歯科医院か通販の販売に限定しているものがほとんどです。

市販の安価な研磨剤入り歯磨き粉は歯を削る危険性が高いため、避けられるだけ避けるべきでしょう

無水ケイ酸(シリカ)

歯のエナメル質と同等もしくはそれ以上の硬さの研磨剤です。ガラスやシリコンの原料になる成分でもあります。

着色汚れの除去にシリカの有効性が高いと論文などでも認められていますが、粒子が大きいと歯を傷つける危険性が高い研磨成分であるという研究結果も出ています。筆者の調べでは、「白くなる」という評価が高い安価な歯磨き粉はほとんどの確率で無水ケイ酸が清掃剤として含まれています。

「清掃剤」の欄に無水ケイ酸の表記があったら、その歯磨き粉は要注意です。

その粘り気が強い成分のため、「清掃剤」としてではなく歯磨き粉の「基材」「増粘剤」として使用されている場合もあります。その場合は研磨目的の配合ではないので、「清掃剤」として含まれているより危険性は低いでしょう。

無水ケイ酸の他にも「無水ケイ酸A」「軽質無水ケイ酸」「シリカ」という名前でも表記されています。細かい違いはありますが全て無水ケイ酸と覚えておけばOKです。

含水ケイ酸

別名をタルクと呼ばれる化学物質。滑石という鉱石を微粉砕した無機粉末で、白色及び灰色をした滑らかでしかも脂肪感に富んだ素材です。

研磨剤のなかでも硬度が低い方で、耐熱性に優れ、化学的に安定した物質のため化粧品(口紅・アイシャドウ)などとしても使用されています。

無水ケイ酸より硬さは硬く比較的危険度は低い研磨剤ですが、粒子の大きいケイ酸は研磨力が強く、歯を傷つける危険性が懸念されます

炭酸カルシウム・水酸化アルミニウム・リン酸水素カルシウム

歯の硬さよりも柔らかい粒子ですが石に匹敵する硬さがあります。

粒子が大きい場合は強い研磨力で表面を磨かれるため、歯を傷つける可能性があります。

市販歯磨き粉の「清掃剤」の欄にこれらの名前があったら要注意です

「重質炭酸カルシウム」「重質炭酸Ca」「炭酸Ca」「リン酸2Ca」「三リン酸カルシウム」「第二リン酸カルシウム」などとも表記されています。

<例外①>薬用ハイドロキシアパタイト

薬用ハイドロキシアパタイトは、清掃剤の一種ではありますが、超極小粒なので歯に安心の成分です。

研磨剤として歯を削るのではなく、歯のエナメル質に付着した歯垢を「吸着して除去」します。さらに再石灰化をうながしたり、歯の欠損部分を修復する力もあり、歯に良い成分として注目されています。

特許が取得されているハイドロキシアパタイト粉末は、最大粒径が約40μm、最小粒径が約0.05μm、平均粒径が約5μmという安心の超極小粒です。(特許公告番号:WO2014038195 A1)

歯を傷つける可能性がほぼないため、メリットの方がはるかに大きいと言えるでしょう。

<例外②>歯科医院専売品

歯科医院専売品として販売されている歯磨き粉の多くは、安全性を重視した「低研磨」である場合がほとんどです。

研磨剤・清掃剤は通常含有量まで表記がありませんが、市販品より歯科医院専売品の商品の方が圧倒的に底研磨で作られている歯磨き粉です。これは歯科医師の間では常識の話です。

上記の研磨成分が含まれていても、市販の危険な製品とは含有量が違いますので、歯を傷つける可能性が低いと言えます。

研磨剤について詳しく知りたい方はコチラ
▶︎参考:研磨剤は本当に全部危険?ホワイトニング歯磨き粉の正体と真実

ラウリル硫酸ナトリウム(発泡剤)

歯磨き粉では「発泡剤」として使用されており、歯磨き粉を泡立たせるために使用されています。

ラウリル硫酸ナトリウムの毒性については様々な説がありますが、実際に海外では日本よりも厳しく使用に制限がかけられている国もあります。

シャンプーなどにも多く使用されており、発がんのリスクについても話題になったことがあります。発がん性については厚労省は公式に否定はしていますが、人工的に作られた石油系の化学物質を口から毎日含むことを考えると、シャンプーよりも格段にリスクが大きいのはお分かりかと思います。

発がん性はないにしても、ラウリル硫酸ナトリウムは強い刺激性があり、口内炎など炎症部分を悪化させる可能性があります。そのため、特に歯周病の方は使用するべきではありません

泡だちがよいと、「綺麗になっている!」と錯覚しがちなのですが、それは幻想でしかありません。泡立ちの良さと汚れが落ちることは比例しませんし、それこそ錯覚を利用して歯磨き粉を売れるようにしたいと泡立ちをよくする企業側の目的なのです。

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サッカリンナトリウム(香味料)

「香味剤」として含まれている添加物です。

合成甘味料の一種で、発ガン性が問題視され、日本でも使用が禁止されたことがあります。しかし、その後発ガン性の確実な確証がなかったとのことで現在は使用禁止が解除されており、数多くの超有名ブランド歯磨き粉にも含まれています。

そのような話題にあがるような添加物を口の中に毎日含むのは全くおすすめできません。

味をととのえるための合成甘味料で、味が悪いものは口コミ評判でも評価を下げてしまいますし、人気商品にするために企業はこぞってこのサッカリンを使用します。味より大切なのはあなたの健康ですので、多少辛めでもサッカリンの含まれない歯磨き粉を選ぶべきでしょう。

パラベン(防腐剤)

パラベンは化粧品にも含まれる防腐剤の一種です。

化粧品、食品、医薬品には、カビや酵母などの微生物による腐食を防ぐため、パラベンという防腐剤が使用されることがあります。

石油から作られる合成保存料で、人体に対する毒性が低いとはされています。しかし、マウスを使った実験でパラベンをエサに8%混ぜたところ、全ての雄マウスが死亡したという実験結果もあります。

「パラベンフリー」という言葉を聞いたことがあるかと思います。ずっと腐らなくさせる化学物質を毎日口に含むのは普通に考えても恐ろしいことです。

歯磨き粉に実際に使用される量は微量で「人体に対する毒性が低く、微量であれば害はない」とされ、過激で急性の毒性を示すことはまずありませんが、長期摂取による慢性の毒性に関しては必ず健康でいられるとは証明されていません。

厚労省の基準も時代とともに変化しますし、厚労省のガイドを守っているので大丈夫というのは「安全か安全でないか」の答えには全くなりません

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まとめ

以上、今回はホワイトニング歯磨き粉に使用されている成分の中で「これが入っていると危険」「これだけは避けるべき」とう成分をご紹介しました。

  • 研磨剤/清掃剤
  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • サッカリンナトリウム
  • パラベン

歯磨き粉には、知らないうちにこのような添加物や危険な化学物質がたっぷり含まれています。そのような歯磨き粉が、今日も超有名ブランド商品としてテレビCMなどで大々的に売り出され、日々の歯磨きを通じて大事な歯を少しずつ削ったり、毒素が体内に入ってきているのです。

基準値を守っていれば人体に影響はない」「厚労省の基準にのっとっている」という大義名分に騙されず、危険な成分の知識をつけ、自分で本当に良いものを選べるようになってくださいね。

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