プロが教える!【種類別】ホワイトニングの値段相場と全費用

ホワイトニングの基礎知識

ホワイトニングを行うために歯科医院を選ぶとき、最大のポイントとなるのは「できるだけ【安く】かつ【安全に】施術を行ってくれる歯科医院であること」ではないでしょうか。

近年、ホワイトニングは一般への普及にともない、扱う歯科医院も増加してきました。それによって、高額なイメージが強かった一昔前と比べて価格が下がり、より多くの人が利用できるようになりました。

自由診療であるホワイトニングは、歯科医院が独自で価格を設定することができます。そのため、施術内容が同じであっても歯科医院ごとに値段が異なります。つまり、私たち消費者側が正しくその価格相場を把握し、サービス内容が妥当かどうかを判断する必要があるのです。

今回は、そのホワイトニングの種類別の値段の相場、そしてそれに付随する追加の費用の平均価格をまとめました。ホワイトニングを検討している方は、こちらの記事を参考に歯科医院の価格の妥当性を比較検討の上、予算を立ててみてください。

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いくらが妥当?ホワイトニングの価格相場

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ざっくり一目で確認!ホワイトニングの値段一覧

まず、ホワイトニングには下記の3種類があります。

  1. 歯医者さんで施術を行う「オフィスホワイトニング」
  2. マウスピースを使って自宅で行う「ホームホワイトニング」
  3. オフィスとホームを併用する「デュアルホワイトニング」

これら3種類のホワイトニングのおおよその価格相場は以下の通りです。(筆者調べ)

種類 ホワイトニング完了まで メンテナンス費用(年間)
オフィスホワイトニング 30,000円~70,000円 15,000円~30,000円
ホームホワイトニング 20,000円~30,000円 10,000円~15,000円
デュアルホワイトニング 50,000円~100,000円 10,000円~30,000円
  • ホワイトニング完了まで:オフィスホワイトニングでは3回程度、ホームホワイトニングは2週間分、デュアルホワイトニングはその併用をした場合の平均的な金額
  • メンテナンス費用:1年以内に再度ホワイトニングを行うなどのメンテナンスを行った場合の平均的な金額

ホワイトニングに必要な予算の考え方

上記の表から分かるように、オフィスホワイトニングはホームホワイトニングよりも金額の幅も広く高い料金設定となっています。そして、ホワイトニングは目的の白さに達したらそれが永遠に続くわけではなく、半年程度で色が戻ってきてしまいますので、継続的に真っ白な歯を維持したければ維持費が別途かかるという認識も不可欠です。

結婚式などのイベントに向けて1度白くなればいい場合は「ホワイトニング完了まで」、施術完了から半年以上白さを維持したい場合は「メンテナンス費用」を追加してトータルの費用を考えるようにしましょう。

では、「ホワイトニング完了まで」と「ホワイトニング完了以降のメンテナンス」の2つの局面において、平均的な料金と発生しうる費用の詳細をみていきましょう。

ホワイトニング完了までにかかる費用【種類別】

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目標の白さに到達し、ホワイトニングが完了するまでにかかる費用を種類別に見ていきましょう。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングの種類と価格相場

オフィスホワイトニング価格は種類によって異なり、おおよその価格相場は下記の通りです。

種類 予算/1回
ブライトスマイル 45,000~70,000円
レーザーホワイトニング
スピードホワイトニング
10,000~30,000円
マルチアーチホワイトニング
ズームホワイトニング
25,000~50,000円
ハイライト 数千円~10,000円
LEDホワイトニング 数千円~60,000円
FAPホワイトニング 10,000~25,000円
上記の価格相場は平均的な料金相場を提示していますが、「ホワイトニング専門歯科」は一般歯科に比べて全体的に値段が安い傾向があります。

実際にはこのような機器や薬剤・手法の名前は使用せず、「プレミアムホワイト」など歯科医院独自でつけられた名称でしか明記していないものがあります。詳しくHPなどを見れば明記してある場合もありますし、特に明記されていない場合は最もベーシックな「ハイライト」である場合が多いです。

これらの内容が詳しく知りたい方は下記の記事をご参照ください。

▶︎参考:【保存版】効果絶大!歯を内側から白くするオフィスホワイトニングのすべて

検討するときのポイント

オフィスホワイトニングは、薬剤や機器の種類によって値段が大きく異なります。また、前歯12本のみか、奥歯までかなどホワイトニングを行う本数によっても値段が異なります。特に専門歯科では本数や種類によって様々なパターンに対応するコース料金が設定されていることが多いため、コースを検討する際は

  1. 歯何本分なのか
  2. 何回分なのか
  3. 機器や薬剤の種類は何なのか

の3つをチェックリストにして値段が妥当かどうかを比較すると良いでしょう。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングの種類と価格相場

ホームホワイトニングにはオフィスホワイトニングほど種類はなく、価格相場は2週間分で20,000円〜40,000円程度です。

ホームホワイトニングは歯科医院でマウスピースを作り「ホームホワイトニングキッド」を購入し自宅で自分で行うホワイトニングです。歯科医院で行うのは診察と指導などの事前対応とマウスピースの作成となります。

ホームホワイトニングは安ければ安いだけお得!

私たちが歯科医院から渡される薬剤つきのホームホワイトニングキッドは、歯科医院が専売品としてメーカーから仕入れ施術対象者に販売しているものです。そして、日本で厚労省の認可を受けて販売されているホワイトニングキッドは下記の4種類のみです。

  1. NITEホワイトエクセル(デンツプライ三金)
  2. ハイライトシェードアップ(松風)
  3. オパールエッセンス10%(ウルトラデントジャパン)
  4. ティオンホーム(ジーシー)

4つとも過酸化水素の濃度が10%でほぼ同じ効果が得られます。つまり、同じ薬剤ならばどこで購入しても同じ効果が得られるため、ホームホワイトニングに関しては値段が安ければ安いだけお得ということになります。

安心という意味では自分の歯の状態などをしっかり正しく見極めてくれる医師の診察があるに越したことはありませんので、値段よりも安心をとりたい方はそのような診察や処置がしっかり受けられるところを選びましょう。

検討するときのポイント

ホームホワイトニングを検討するときは、

  1. ホームホワイトニング製品の種類
  2. 追加購入時の価格

の2つをチェックポイントとしましょう。

製品は先に述べた4種類以外のものの場合は認可されていないものを使用していることになります。実際は、より薬剤の濃度が高く効果が高いアメリカなどから輸入した未認可の薬剤を使用していることも多くあります。

また、1回分は安くても2回目以降薬剤を購入したいとき2回目以降の価格が非常に高く設定がされていないかどうかチェックしましょう。

未認可の薬剤に関しては、厚労省が認可していないから危険ということではなく、基本的にはアメリカで認可されている製品であれば専門家の下で正しく使用すれば問題はないと筆者は考えます。濃度の濃い薬剤の方が効果が得られるのはたしかなので、結果を求めるか安全性を求めるかは自己責任で判断してください。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングの価格相場はオフィスホワイトニングの価格+ホームホワイトニングの価格でおおよそ50,000円〜100,000円程度になります。

ホワイトニング専用歯科ではオフィスホワイトニングとホームホワイトニングをセットで販売するデュアルホワイトニングのコースが非常に多く見られます。歯科医院としてもなるべくセットで販売したいため、掛け合わせるとそれぞれの単価が大幅に安くなる場合もあります。

効率的に、しかも長持ちさせることができますので、歯を真っ白にしたくて予算がある方はお得なコースを見つけてみると良いでしょう。

ホワイトニングの種類と特徴の違いの詳細が知りたい方は下記の記事をご参照ください。

▶︎参考:どう違う?オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違いを解説

ホワイトニング料金以外でかかる可能性のある費用

ホワイトニング料金には含まれないもので、別途支払いが必要な施術や処置が必要になる場合があります。特に虫歯治療やかぶせ物や差し歯の交換はホワイトニングとの治療の順番を相談することになりますので、かかりつけ歯科とホワイトニングを行う歯科を変える場合両者によく相談が必要です。

  • 診察料

事前にホワイトニングが可能かどうか、問診票に細かく記入の上カウンセリングが行われます。歯周病や虫歯の有無をチェックするため、一般の歯科ではそのようなカウンセリングで診察料が発生します。間をあけてしまうと初診料もかかってきますので覚えておいてください。診察料は歯科医院や診察内容によって異なります。

  • クリーニング料金

ホワイトニングを行う前に、専用の機械で歯を研磨し歯垢や歯石を除去するクリーニング処置を行うことがほとんどです。このクリーニングは虫歯治療と併せて歯周病治療目的で保険治療で行うこともできますが、ホワイトニング目的の場合全額を自費で負担しなければなりません。

クリーニング料金がホワイトニング料金に含まれていない場合は別途クリーニング料金がかかり、その費用は5,000円~10,000円が相場となっています。

  • コーティング料金

「仕上げ磨き」「コーティング」などの名前でホワイトニング後に汚れがつきにくくする処置を行ってくれる歯科医院があります。それがホワイトニングの料金に含まれていない場合、処置を受けたいときは追加で料金を支払うことになります。費用は2,000円程度が相場です。

  • 詰め物・かぶせもの代

ホワイトニングと併せて一番お金がかかるのがこの詰め物・かぶせ物代でしょう。過去の虫歯治療や差し歯部分はホワイトニングで白く染めることができないため、天然歯の色にあわせて作成されたそれらの歯は、天然歯が真っ白になるとその部分だけ黄色く浮いてしまいます。

それらをホワイトニング後の色に併せて作り直すことになる場合、自費でレジンやセラミックを入れると1本10,000円〜80,000円と非常に高額になる可能性があるため、それらの対処法を医師とよく検討しましょう。

  • 虫歯治療費

ホワイトニング治療を行うにあたって、虫歯は事前になおしておくのがベストです。ホワイトニングを申し込みに行ったけれど、診察で事前にちr虫歯が見つかりホワイトニング前に治療が必要になる場合があります。

余計にお金がかかることにはなりますが、この場合は虫歯を優先して治すべきです。

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ホワイトニング完了以降にかかるメンテナンス費用

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ホワイトニングが完了したら、それで全て終了と思っていませんか?予算オーバーとなる最大の原因は実はホワイトニング完了後。白さを維持するために、様々なケアが必要になることをお忘れなく。それらはホワイトニングのコースには含まれていない可能性がありますので注意してください。

予算外の落とし穴「タッチアップホワイトニング」

ホワイトニングは一度すれば白さが永遠に続くわけではありません。必ず色戻りが起こり、元の色にもどってしまいます。半年以上継続して白さを維持したい場合は、必ず追加のホワイトニングが必要になります。これを「タッチアップホワイトニング」といいます。

数年にわたり白さを維持していきたいとお考えの方は、「ホワイトニング完了」がゴールではなく、むしろスタート。メンテナンス費用を支払っていけるかどうかしっかり検討してくださいね。

メンテナンスは通常のホワイトニング1回分よりも安く行える歯科医院がほとんどですが、その割引があるかないかをよく確認しましょう。

プロフェッショナルケア「PMTC」

歯周病予防や虫歯予防で保険適用内だと安価で行えるクリーングですが、ホワイトニングの効果を維持するためのクリーニングは自費診療となります。これを「PMTC」といい通常5,000円程度ですが、審美歯科などではフッ素やリカルデントなどの有効成分のコーティングやその他のケアが含まれた10,000円以上する高価なものもあります。

クリーニングは行うにこしたことはありませんが、メンテナンスの費用を抑えたい場合は下記のセルフケア商品で代用すると良いでしょう。

白さをキープするためのセルフケア商品

ホワイトニング後のメンテナンスに役に立つホワイトニンググッズが数多く市販されています。これらの製品はクリーング効果に優れており、電動歯ブラシなどと併せて自宅でプロフェッショナルケアの効果に近いクリーングを行うことも可能です。

ホワイトニング後は何かしらのセルフケアグッズは必須アイテムになりますが、タッチアップやPMTCに比べると1,000円未満から購入できるものもあり日常使いがしやすく、1つ以上は習慣的に使用するのがおすすめです。

▶︎参考:自宅で簡単に出来るホワイトニングの効果を比較!おすすめの方法は?

まとめ

ホワイトニングの価格相場と値段の比較検討の仕方について、ご理解いただけたでしょうか。

歯科医院でのホワイトニングは、効果がある分痛みなどのリスクも伴うものです。価格はもちろん1つの大切な判断材料ですが、最も大切なのは自分の歯に最も合った方法で、安心して満足する結果を得られること。

価格だけでなく、参考記事に記述しているようなそれぞれの特徴やメリットデメリットなども含め、総合的に検討してみてくださいね!

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